花見
- 甘露日記
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くもり空。時折日が射す。
今日こそは花見へ!早めに仕事を開始し、荷造り作業を終えて電車に乗る。もちろん「花見に行ってくる」とは言わない。「交換会へ行ってきます」(^^;。
車内では「翔ぶが如く」の続き。西南戦争が続いている。薩軍は熊本城周辺から動かなかった。当初は東京へ向かうつもりだったはずが、緒戦での思わぬ苦戦によって方針が変わってしまったらしい。山形有朋の指揮する政府軍は、薩軍のあらゆる展開を予想して対策を立てて臨んだものの、予想はすべて外れた。まさか薩軍が熊本城に兵力を集中して動かなくなることは考えの外だった。
補給、という面で政府軍は圧倒的に優勢だった。鍋釜を鋳つぶして旧式鉄砲の弾を作って使う薩軍に対して、東京と大阪の工廠で製造された弾を使う新式の連発銃を装備する政府軍。それでも兵力は単純には比べられない。物量で押す政府軍と士族の誇りを賭けて闘う薩軍。それぞれに有利な方法で会戦を繰り返し、一進一退の攻防が続く。物量の不利をはね返す意地が薩軍にはあった。しかし、戦闘中に薩軍の指揮官が一人また一人と戦死していく。篠原国幹も鉄砲で射抜かれ戦死してしまった。
かの田原坂をめぐる攻防が始まり、夥しい数の弾が使用される。時間が経つにつれて政府軍の体制が整い、いよいよ大隊が現地に進められ、軍艦が鹿児島錦江湾へと入って行った。
交換会の入札を終えて昼飯を済ませ、靖国通りを九段へと歩いて行く。九段下の交差点から向こう側は人でいっぱいだ。昭和館の袂からお堀越しに武道館を見る。人だかり。坂を上って田安門。人だかり。歩道橋を渡って靖国神社。人だかりだった。天気はあいにくくもり空だったが、歩いている人は皆さん笑顔。桜の花には人の心を明るくさせる力がある。ご同業の古書Gさんにお会いする。
靖国神社の境内は今年もたくさんの人で賑やかだった。桜の木の幹には一本一本名札が掛けられている。その桜には人の気持ちが込められていた。ここはそういう場所なのだ。
千鳥ヶ淵へ。一方通行に規制された歩道をゆっくりゆっくり歩いて行く。途中、ボート乗り場の絶景ポイント。確か去年もここで写真を撮ったはずだ。ゆっくりゆっくり。ここにはそういう時間が流れていた。
半蔵門駅から地下鉄に乗って帰る。すぐにクルマに乗って荷物の回収。今日からビデオ屋さんが半額セールなので「舞妓Haaaan!!!」と「それでもボクはやってない」を借りてくる。夕食後、見始めた。ううむ。満員電車には絶対乗りたくないなぁ・・・。
12225歩 7.33km 116分 573.6kcal 14.7g
- [2008/03/28 23:59]
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