愛書会展第一日目
快晴。
今日から愛書会展。ワタシはいつものように荷造り作業から。お買い上げありがとうございます。終えて神保町へ向かう。
車中では今日も筒井康隆全集の続き。「筒井順慶」を読み始める。ややこしいが、主人公が筒井康隆ご本人。作中、SF作家なのに「歴史小説を書いてみないか」と編集者に勧められる。洞ヶ峠の日和見順慶として有名な筒井順慶が実は自分の祖先なのではないか、という興味もあって、書くことに決める。というお話。プロットが「筒井順慶」を書く過程を書く体裁を取っている。すげえこと考えるなぁ・・・。
もちろん、ドキュメンタリーではなく、お得意のSF的ドタバタ劇なのだが、主人公を筒井康隆本人として書いているから虚構と現実の境目が意識的に曖昧にされている。歴史的に記録されていることをそのままなぞって書いても小説としては面白くならない(かも)、という作者の判断なのだろう。
とはいえ、参考文献的に作中列挙される資料は多岐にわたり、研究書も読み込んで資料の取捨選択まで行っているようなので、当初は本当に歴史小説として書きたかったのかもしれない。
ちなみに、洞ヶ峠の日和見事件はなかった、というのが定説のようだ。作者も秀吉が順慶の評判を落とすために広めた作り話だ、と書いている。明智光秀によって信長が本能寺で斃れ、明智に付くか秀吉に付くかの選択を迫られた筒井順慶の政治的判断。その難しさ。
物語は、間違えて飲んだ薬で朦朧とした作者が天正10年の洞ヶ峠へと飛ぶところでクライマックスを迎える。そこに広がっていた光景は・・・。
一気に読みきってしまった。面白かった。
入札を終えて店に戻る。荷造り作業もそこそこに再びクルマで神保町へ。水曜日のワタシが落札した荷物。昨日オヤジが落札した荷物。今日ワタシとオヤジが落札した荷物を引き取りに。
店に戻って荷物を降ろす。通路ふさがりまくり(^^;。
夕食を食べながら三銃士。そのままぴったんこ・カンカンまで。再び荷造り作業などしているうちにオヤジが帰宅。どうだった? 「うん、前回よりも少しいいみたい」 そりゃ良かったね。
7971歩 4.78km 74分 378.9kcal 9.9g
明日から
晴れ。
朝飯を食べながら「名曲探偵」を見る。メンデルスゾーン「夏の夜の夢」について。これは、シェイクスピアの戯曲を音楽化したものという。作曲したのがメンデルスゾーン17歳の時、というから驚き(!)。
思い出すのは「ガラスの仮面」で登場する妖精パック。井の頭公園の野外劇場で劇団つきかげと一角獣がチャリティー公演した「真夏の夜の夢」。あのいたずら者の妖精のイメージがメンデルスゾーンの曲でも表現されている。
ピアニシモのバイオリンで演奏される早い16分音符のミレドシが刻まれる。これが妖精のテーマ。いかにも妖精が羽ばたいているようだ。
他のテーマにもミレドシがテンポを変えて、輪唱で繰り返されていた。
曲中で妖精がロバに変身させる場面の表現について言及していた。鳴き声を1オクターブ以上も音を飛ばすメロディーで表現するメンデルスゾーンの感性の鋭さが云々、と。・・・なるほどねぇ。
今日は並べの日。オヤジは仕事ということで段取りをあれこれ考えながら出かけたが、お手伝いで付き添いの母親はお出かけ然とした気楽さで一緒に神保町へ向かった。
ワタシは一人オークション出品作業を黙々と。お店での売り上げもあって忙しい。ありがとうございます。
で、17時前に二人別々で帰ってきた。母親は買い物袋を提げている。「ほら、これ」と見せてくれたのは手提げバックだった。そうか、母親としては、たまの百貨店散歩をからめたんだな。どーりで楽しそうなはずだ・・・。ま。でも、普段はなかなか電車に乗って渋谷にも行かないようだから、こういう機会が二ヶ月に一度くらいあってもいいのかも。
閉店後、二ヶ月に一度の家族皆で食事会。終えてオヤジと母親は帰った。ワタシはそれからオークション落札品のメール書き。終えて軽くランニング。
ラジオでは岡本太郎について。太郎さんの主要著作はほとんど読んでいたからか、耳新しい話はなかったけど、記念館館長平野さんの熱いトークは良かった。渋谷へ行った時には「明日の神話」を見に行こう。
9838歩 5.89km 79分 521.3kcal 22.9g
愛書会展目前
金曜日から始まる愛書会展まであと2日。
オヤジは何かとソワソワしている。ちなみに今日は店舗臨時営業。もちろん愛書会展準備のため。
午前中のうちに運送屋さんが来て、出展荷物をピックアップ。以前はダンボールのみかん箱で20個以上持って行ったはずだが、現在はそれに比べておよそ半分。もう運送屋さんにお願いする量ではないのだけど、オヤジにそういう考えはないようだ。経費が浮くのになー。
荷造り作業を終えて交換会へ入札に。終えて昼飯はいつものうどん屋さん。体感的にちょっと涼しくなったので、かけに丸天を頼んでみる。ズッとすすったらスリゴマにむせた(^^;。
すぐ店に戻り、荷造り作業の続き。いつもお買い上げありがとうございます。
行き帰りの車中では今日も筒井康隆を読んだのだが、氏自身がSFについて一文書いていた。SFというと、自然科学を題材にした小説というイメージが強いが、アイザック・アシモフによるとSFの発展段階というものがあるという。第一段階(1926−39):冒険主流。第二段階(1938−50):科学技術主流。第三段階(1950−?)社会学主流。このうち、日本のSFは第三段階から始まっているので、自然科学(宇宙人やロケットといった「SF方言」)が題材としてあまり用いられていない、ようなのだ。もちろん、作者は第一・第二段階のSFを踏まえた上でSFの”今”を描いている、と述べているが。
なるほど、氏の小説の印象がたとえ宇宙空間を舞台にしていながら社会学や心理学的に思えるのはそういうことが背景にあるらしい。
その後、さらにSFは進化し、英米では第四段階として内的宇宙(人間の内的精神)への進出が見られるという。この文章は昭和43年に発表されているから、40年以上経過した現在のSFがどうなっているのか、ちょっと知りたいような気持ちもある。
「アフリカの爆弾」を読了。いろいろな意味で40年前の世界情勢が透けて見える作品。「使ったら世界が終わる兵器」がもしもニセモノだったら・・・、なんてことも示唆している。本物でもニセモノでも現地では誰も確かめようがない。
夕食を食べてからも仕事を続けた。
4501歩 2.69km 42分 213.7kcal 5.2g
冬の準備
突然寒くなったから面食らった(^^;。今日は快晴の空。
朝起きると、女房が何かゴソゴソやっている。ストーブだった。点けて「あー、あったかい」とか言っている。まあ、そりゃそうなんだけど。
息子は朝早くから出かけた。ワタシはとりあえずシャワーを浴びてスッキリする。上がると今度は娘がストーブにあたっていた。「あー、あったかい」 そういうところは母子してそっくりだね・・・。
店舗定休日。ゆっくり朝飯を食べて仕事開始。荷造り作業を終えてからメールマガジン。あとはいつものようにオークション出品作業。
昼飯を食べながら「科学くん」を見る。岩茸という珍しいきのこ?を採りに行くの巻。断崖絶壁に自生する苔の仲間で、名刺大に成長するまで20年、掌大になるには100年かかるらしい(!)。ホントかよ。
ロープにぶら下がって採りに行く作業。高所恐怖症のワタシにゃ無理だわ・・・。芸人さんって大変だねぇ。
おひたしとかてんぷらにして食べていた。幻の食材と云われているのは、やはり採取しにくいからだろう。実際には”無味無臭”らしいのだ(^^;。しょこたんはてんぷらを「うまいー」と言っていたが。
定休日は女房に郵便物発送の手続きをしてもらっている。仕事をしながら安住紳一郎さんのラジオ。熊教中の合唱話を聞く。あいかわらずどこまでが本当かわからないが面白いねぇ。
女房は仕事を終えてから夕食の準備に取り掛かっていた。お疲れ様。
夕食を食べながら「笑神」を見る。娘はこういうの好きなんだねぇ。サンドイッチマンの回。漫才だけじゃなくてコントもいけるんだねぇ。細かいネタが幾つも幾つも連続して浴びせられる感じ。すごく頭を使ってるなぁ、と感心する。面白かった。
そのままロバートの回も続けて見る。サンドイッチマンとは対照的。ネタよりも見た目で笑わせる感じだった。娘にはポケモンでおなじみのようでよく笑っていた。
仕事を終えてから今日もランニング。寒くなったなぁ。なんていうか、本調子が出るまでしばらくかかるようになった。長原までの往路が結構苦しい。復路になるころには身体に火が入ったような感じで楽になる。調子が出始めたころには新丸子到着、みたいな。
まあ、準備運動をしないのがいけないんだと思うけど(^^;。
11383歩 6.82km 82分 651.8kcal 33.3g
急に寒い
曇り空。
気温が下がった。驚いた。でも、これが11月だろう。今までが異常だった。
タモリ倶楽部を見る。三角点の話。いままで道端で三角点を見ても、これがどういう意味で設置されているのか知らなかった。解説する方は長年国土地理院に勤められていたという。この地点を基準にして測量を行い、地図の作成に役立てているという。三角点を”石”と呼んでいた。各地に設置された石をめぐるサークルのようなものもある、という。どんなものにもこだわっていらっしゃる方っているのねぇ・・・。
で、最後に明治13年に設置された、と記録にある三角点を探しに行ったのが、なんと愛宕山。散歩で行って、坂道でも行って、今度行けば三角点でも行くことになる(^^;。なにかと散歩ネタが豊富だ。で、その問題の明治設置三角点は池の中・・・、というオチ(と言っていいのかどうか)だった。はっきりわからないところがいいのかな。
三角点のような基準点を設けて測量する近代的な方法が輸入される以前、正確な日本地図を作っていた伊能忠敬はどうやって測量をしたのだろうなぁ・・・。っていうのが、見た後の感想。
荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。終えてオークション出品作業。こちらは終わらない。延々夕食の時間まで。
外はものすごい風が吹きまくっている。仕事を終えてからランニングに出ると、風は収まりかけていたが、雨交じりの北風はかなり冷たかった。気温はさらに下がっていた
11303歩 6.77km 83分 642.4kcal 26.8g
